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2003.02.18

■古代エジプト文明のすべてとシナイ半島-15
~ 4日目/ファルーガでエレファンティネ島へ~ナイロメーター~ヌビア村<動画>

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<動画>アザーンの響きの中でエレファンティネ島から望むナイルの風景
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ヌビア人の帆掛け舟ファルーガでエレファンティネ島へ。ツアーのメンバーが乗り込むと、ヌビア人のおじさんが帆を張ります。帆が張られるとファルーガは風を受け、滑らかに川面を滑り出します。エンジンつきの渡し舟と違い、実に静かで、音も無く、清らに、まさに滑るように進みます。これは気持ちいいです!川辺の街並み、ナイルと砂漠の風景とあいまって、実にゆったりとした気分にさせてくれました。聞こえる音と言えば、木造の船の気のマストがきしむ音くらい・・・・これがまた心地よい。
エレファンティネ島の高台からナイルを望むと、ちょうど礼拝の時間を告げるアザーンが幾重にも響き渡りました。幾つものモスクから少しずつ違った音でタイミングもずれて聞こえてくるので、それらが重なり濃密な雰囲気を作り出します。たくさんのファルーガが浮かぶナイルの風景、そのちょっとリゾートっぽい開放的な雰囲気と、幾重ものアザーンがかもし出す濃密で厳粛な雰囲気のコントラストがとても魅力的でした。

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<写真>ナイロメーター

ナイロメーターは、ナイルの水位を測る施設で、それによって税金を決めていたそうです。ダムができる以前は、太古の昔からナイルはよく氾濫していたそうです。氾濫と言うと、災害、あって欲しくないものというイメージを持ちますが、必ずしもそうではなかったというのは意外でした。ナイルの氾濫は流域に肥沃な土を運び、それが農業に欠かせなかったのだそうです。だから、ナイルの水位が上がった方が税金が高くなったそうです。また、ナイルの氾濫は周期的なものだったので、暦の発達していた古代エジプトでは、事前に流域住民は移動することができ、氾濫は災害ではなかったそうです。この氾濫を予測するために、暦と天文学が発達したとも言われているそうです。

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<写真>ヌビア村

次に訪れたヌビア人の村は、“アラブ”といより、“アフリカ”的でした。私のイメージするアフリカ的な色使いと装飾の家々がそこにはあり、唇が厚く、真っ黒な人々が生活していました。南の国境の向こうはスーダンで、アフリカ大陸が続いている、エジプトの位置、周辺との空間的なつながりを、ここではリアルに感じることができました。
昼食のレストランへはまたファルーガで移動することになっていたのですが、途中で風がまったくなくなり、ファルーガは動けなくなってしまいました。なんとなく,ナイルに流されている感じ。ヌビア人のおじさんがオールで漕いだりもしましたがどうにもならず、結局モーター付きの船で引っ張ってもらいました。ファルーガの優雅さ半減でちょっと残念ではありましたが、まさに「風任せ」で、これはこれで異国で旅をしている実感を強めてくれました。

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