キリン・ガラナ ~定山渓で見つけたモノ-2
定山渓第一賓亭留の部屋の冷蔵庫に入っていた「キリン・ガラナ」です。こう見ると乾電池のような、強そうなデザインですね。(炭酸飲料です。念のため。)北海道限定販売だそうです。飲んでみようと思ったのですが、他に飲み食いしたものがあまりに美味しく、結局飲む機会がないままチェックアウト。。。どんな味なんでしょうか?
小学生のとき、「キリン・メッツ」シリーズの「ガラナ」は飲んだことがあります。でも、味は正確に思い出せない。次回ここにきたら飲んでみよう。
定山渓第一賓亭留の部屋の冷蔵庫に入っていた「キリン・ガラナ」です。こう見ると乾電池のような、強そうなデザインですね。(炭酸飲料です。念のため。)北海道限定販売だそうです。飲んでみようと思ったのですが、他に飲み食いしたものがあまりに美味しく、結局飲む機会がないままチェックアウト。。。どんな味なんでしょうか?
小学生のとき、「キリン・メッツ」シリーズの「ガラナ」は飲んだことがあります。でも、味は正確に思い出せない。次回ここにきたら飲んでみよう。
定山渓第一賓亭留のお部屋にアメニティーとして用意されていた「旅SOCKS」です。
実際に履くと、こうなります。牛か馬のひづめのよう。。。ちょっとカワイイ。ぞうりを履くのにとても便利です。部屋には、館内履きとしてぞうりが用意されています。
▲欠航便のチケット
帰りの飛行機を確保したとはいえ、確保できたのは翌々日の便。出来ることなら明日帰りたいので、再び携帯でJALの空席状況をチェックしました。が、やはりすべて満席でした。諦めずに、何度か更新していると、ぽつっ、ぽつっと「残席1」「残席2」という表示が出ます。いけるかも!?と思い、予約手続きを試みるのですが、入力している間に埋まってしまい、確保することは出来ません。携帯での入力では時間がかかる!と思い、ノートPCを起動しようと思いましたが、バッテリーを使い切っていることを思い出し、落胆。ところが!ふと座っているベンチの脇を見ると、壁にコンセントが!!旅の恥は・・・とコンセントをお借りすることに。。。。さすがにPCのブラウザは使いやすいです。それでも結局、翌日便の予約は取れませんでした。
翌々日便とはいえ帰りの飛行機を確保したので、次は今夜の宿の確保ということになります。千歳空港が閉鎖されてしまった今、札幌近辺には帰れなくなった人々があふれ、どこの宿も今夜の予約が殺到しているようです。こんな状況になっても、せっかくだから良いホテルに泊まりたいと思い、昨年出来たばかりの「JRタワーホテル日航札幌」に電話してみましたが、見事に満室。Webで当日空室ありのホテルを検索しても、1~2件しか出てきません。ふと周囲を見ると、「こんな状況で20人分も空いてる宿なんて見つかりませんよぉっ!!」と嘆く社員旅行の幹事さんらしき人が。みんな苦労しているようです。
航空券同様、ホテルのほうもキャンセルが出ては埋まり、キャンセルが出ては埋まり、というのを繰り返しているようでした。まだ雪が降り続いているので、出来るだけ札幌駅に近いシティホテルがいいと思い、全日空ホテルや京王プラザに何度か電話。結局、一度は満室で断られた京王プラザに、3時くらいにキャンセルが出たようで、何とか部屋を確保することができました。
▲発車案内表示がほとんど消えている札幌駅
地下鉄で札幌に着くと、まずはJRの運転状況を確かめるべく、JRの改札へ向かいました。改札へ着いてみると、付近は大混雑。そして、行き先と発車時刻を表示する電光掲示板がほとんど真っ黒で、ほとんどの列車が運休か大幅遅れの様子。新千歳空港は15時まで閉鎖、との表示もスクロールしていました。周囲の混乱と厳しい寒さに負けて、ほとんど思考が働かなくなったので、とりあえずカフェで暖かいものをいただいてから、どうするか考えることにしました。コーヒーをいただきながら、携帯でJALの運行状況をチェック。私たちが乗る便のひとつ前の便まで欠航が決まっていました。カフェを出てから、時間をつぶせる暖かい場所を求めてさまよい、大丸2階の隅っこ、トイレの近くのベンチを確保しました。駅周辺のデパートには、私たちのように行き場を失った旅行者やビジネスマンが、たくさん滞留していました。
大丸のベンチを確保した時点で、私たちの便も欠航が決まっていました。欠航になった以上、翌日以降の席を確保しなくてはなりません。空港に行けないのでキャンセル待ちに並ぶこともできません。携帯で翌日(2004年2月24日)の羽田行きの予約状況を見ると、全便満席!翌々日の便も、午前発の便は全て満席!さすがに、焦りというか、緊張感を感じました。気を取り直し、何度か予約状況を更新してみると、時々、ぽろっ、ぽろっと翌々日の午前便に空席が発生しているのを確認。しかし、次に更新すると満席表示になっています。キャンセルが発生し、誰かがそこへ予約を入れるまでのほんの数秒だけ、空席が発生するようです。緊張感が高まりました。
妻の携帯と2台体制で、ひたすら空席情報画面を更新。空席が表示されても個人情報を入力して確定ボタンを押したときにはすでに満席になっている、というのを何度か経験し、真剣さが高まります。何とか翌々日(2月25日)の午前便の席を確保して、一段落。
第一ホテル前11時3分発の真駒内駅行きのバスに乗ろうと、10時50分くらいにチェックアウト。でも外は猛吹雪で、バス停で10分も立っていたら雪だるまになりそうです(本当)。それどころか、時折、視界は1m先も見えないくらいになり、吹き荒れる湿気を含んだ雪で目も開けられなくなります。たった10mほどの距離にあるはずのバス停に、とてもたどり着けそうにない状況。宿の前で待ち構えていて、バスが来たら合図して止まってもらおうとも思いましたが、走っている車が本当に目の前に来るまで見えないのです。しかも、定刻より遅れるであろうバスを、とても外で立って待っていられる状態ではありません。1分も立っていようものなら全身雪まみれ。口や鼻の中にも冷たい雪が吹き込み、呼吸もままならない。バスなんか待っていたら、「るいべ」か「凍り漬け」になってしまいそうです。
バスはとても無理!あきらめてタクシーを呼んでもらうことにしました。こんな状況でタクシーなんて来てくれるのだろうか、とも思いましたが、そこは北海道、程なくして到着。この状況でバスもタクシーも走っているのには感心します。タクシーで真駒内へ向かう間も、相変わらずの暴風雪。道がどのようにカーブしているかも分かりづらく、信号もよく見えない。対向車は間近になって急に視界に入る・・・・・。もし対向車がはみ出して来たら・・・・なんて恐ろしいことは考えないことにしました。途中、何台かの車が追突しているのを見ました。それでも、私たちの乗ったタクシーの運転手さんは、落ち着いた素晴しい運転テクで無事真駒内駅へと運んでくれました。真駒内から札幌駅までは地下鉄ですんなりでした。
朝風呂の後テレビで天気予報を見ると、今日(2004年2月23日)日中は北海道全土で暴風雪の予報。飛行機がちゃんと飛ぶか、空港までの交通は麻痺しないかなど、少しだけ心配になり、早め早めに行動したほうがいいな、と思いました。が、結局11時のチェックアウトタイムぎりぎりまで部屋でだらだら。
このホテルで朝食後にいただける焼きたてパンとコーヒーが、また美味しいのです。7F宿泊客は無料、3~5F宿泊客は1000円で、6Fのちょっとしたラウンジでいただきます。セルフサービスで、お部屋へのお持ち帰りも可能だそうです。オーガニックコーヒーのほか、エスプレッソ、ジュース、牛乳などもありますが、すっきりとして美味しいオーガニックコーヒーがオススメです。和食の後とか中華の後とかって、コーヒーが飲みたくなる人って結構いるのでは?私もその一人なので、これはうれしいサービスです。
▲画像をクリックするとブロードバンド向けビデオが再生されます!
このビデオはWindowsMedia形式、340Kbpsで配信されます。
定山渓第一賓亭留7F客室の、料理と並ぶ魅力が、各部屋に付いている檜露天風呂です。露天風呂といっても、大きな窓を開閉できるようになっているスタイルですが、それでも、十二分に露天の開放感、外の空気の中で風呂に入る気持ちよさを味わうことができます。湯船は檜の樽型、2人くらいは十分に入れる大きさです。こんなお風呂に誰にも邪魔されずに入れるなんて、なんて幸せなことでしょう。
動画は2日目の朝に撮影したものですが、外は相当吹雪いてますね。。。
(7Fにも部屋の広さがいろいろあり、前回宿泊した部屋はもう少しだけ狭く、檜露天風呂はマス型でした。)
翌朝(2004年2月23日)、目が覚めるとまず部屋の露天風呂にて“朝風呂”。外を見ると昨日より視界が悪いです、というか、かなり吹雪いています。
昨日の夕食に続き、朝食も部屋食です。焼き魚を中心に、お刺身、卵など、おいしいものを少しずついろいろ、といった感じ。焼き魚は、選択可能で、今朝はカレイ、鮭、ししゃもが用意されていました。カレイを選択。やわらかく美味。そして、近くの農園で放し飼いにされているニワトリちゃんの有精卵の生卵と、すじこ、イカの塩辛が特においしく、幸せな朝食でした。
定山渓第一寶亭留7F客室の絶品の夕食(部屋食)、積丹御膳をご紹介します。もう、今まで食べた和食の中でおそらく最高です!!
食前酒 杏の香酒
突出し 真だち湯振り、舞茸焼浸し、紅おろし葱、ぽん酢、すだち
前菜 珍味(湯葉・蕪霙和え)、鮟肝砧巻、合鴨ロース塩焼き、紅鮭真丈、椎茸最中
お造り 黒頭鰈(オホーツク産)、鮑(岩内産)、戸呂、あしらい一式、山葵
まず、白子のような真だち、昼間にお寿司屋で食べたのもおいしかったのですが、ここのには全くかないません。トロもこんなに油がのって、かつ、味がしっかりしているのは初めて!
火の物 小鍋仕立て・鮟鱇鍋(小樽産)
蓋物 鱈場蟹叩き芋掛け、南京、人参、菊菜
焼物 牛ヒレ小角ステーキ(千歳箱根牧場)山葵味噌掛け
タラバも上品な味付けでおいしかった。そして、牛フィレはとてもやわらかく、肉汁の味と赤味噌の味が絶妙!
揚げ物 ホッケつと揚げ(岩内産)、菜の花、薬味、美味汁
酢の物 蒸し殻牡蠣、八地神、すだち
残念ながら揚げ物の写真がありませんが、菜の花がこんなにおいしいなんて!菜の花の味に対するイメージが変わりました。牡蠣、もう、磯のうまみを凝縮しましたって感じ!それでいて、「どうだ、牡蠣だぞ!うまいだろ!」って感じではなく、「牡蠣ですけど、よかったらどうぞ・・・」的な上品な味わいが絶品。
食事
釜炊 ちりめん山椒煮活、ちらし実山椒
留椀 海老真丈、鏡大根、芽葱、柚子
漬物 凍れ漬け(鰊漬け)
食後 三種盛り(りんご赤ワイン煮、マンゴスチン、抹茶ムース)
おこげのある釜炊きのちりめんご飯、しゃきしゃきの凍り漬け、すっきりした甘みのりんごの赤ワイン煮・・・・・最後まで幸せでした。
素材も素晴しく、上品かつジーンとする程の美味、さらに盛り付けも本当に美しい、やはりここの料理は素晴しいと思いました。それに、仲居さんもとても感じが良かったです。丁寧かつ気さくで親切、くつろいだ雰囲気を作ってくださいました。素晴しい。また来よう!
<ホテルURL>http://www.jyozankei-daiichi.co.jp/jyozankei/main.html
今回の宿は、定山渓第一寶亭留(ホテル)「翠山亭」(すいざんてい)、7階。1年半ほど前に初めて泊まり、ここのファンになってしまいました。今回は、ここに泊まることだけを目的に、東京近郊から北海道までやってきました。
羽田から新千歳まではJALのバーゲンフェア(11,000円)で飛び、JRで札幌へ。札幌駅から定山渓温泉街までは「じょうてつバス」の普通の路線バスを利用し、1時間半程度かかりました。たった1泊のために首都圏から札幌まで来るなんて、バーゲンフェアが無かったらちょっとできないですよね。
定山渓第一寶亭留は、大きく分けて3~5階の一般客室と7階の特別客室に分かれています(6階客室部分は現在改装中)。値段はかなり違いますが、絶対、7階をオススメします!7階は、部屋でのチェックイン、全室檜露天風呂付、朝食後のおいしいコーヒーと焼き立てパンサービス、そしてなにより、絶品会席料理の部屋食「積丹御膳」、というのが特長で、この宿の“真心サービス”を十二分に堪能できます。部屋食、お風呂については、次の記事以降で詳しく紹介します。
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