ようやく、自分はどんなカメラが欲しいのかわかった気がします。
ひとつは、お気に入りのバッグに入れていつも持ち歩けて、それでいて一定の画質と焦点距離のバラエティを持つもの。
もうひとつは、じっくり構えて作品撮りができ、なおかつ質感が高く長く愛着が持てるもの。
前者の答えが、現時点ではパナソニックのGH1のように思います。フォーサーズとはいえ一眼の画質を持ち、14mm~400mm相当をカバーするレンズラインナップがあり、明るい短焦点も予定されています。しかも、動画も撮れる。何といっても小さいです。LVFも、他のエントリー機の光学ファインダーより私の眼にはずっと見やすいです。価格もそれほど高くないので、すぐに陳腐化するデジカメとしては、数年サイクルで買い替えても惜しくない。
後者の答えは、やっぱりライカ。しかもフィルムの。金属の塊のような昔のMF一眼に触れて育ったので、いくらマグネシウム合金とはいえ最近のデジタル一眼の質感では所有する喜びが感じられず、愛着もいま一つ。ライカは、昔からのカメラの質感をもった唯一の現行機のように思います。しかも究極の質感。レンジファインダーの見え方も最高。ものぐさな私としてはフィルム管理は面倒なので本当はデジタルがいいけど、数年で陳腐化するデジカメにあの金額は払うのはキツイです。その点、フィルムライカなら一生ものだし、作品撮りとしてはフィルムも捨てがたいと思うのです。
というわけで、単なる自分の気持ちの整理を書いてしまいました。
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